<サリバン先生>をみつけよう!感謝しよう!

第294回◇◇ <サリバン先生>をみつけよう!感謝しよう! ◇◇
【2000年12月10日に作成した<第34回>に加筆】

皆さん、こんにちは!ご愛読に感謝します!

【ミッション:使命・天職】に導く<理想的教育方法>の代表的事例があります。

それは、あの三重苦のヘレン・ケラーを【ミッション:使命・天職】に導いたサリバン先生です。
ご存知のように、サリバン先生は世間的な教師としては何のエリートでもなく、身体的にも
目が不自由でありました。

幼少を養護施設で過ごすなど肉体的にも社会的にも<捨てられた存在>に思われる
彼女でも、【神の愛=主イエス】から見れば、貴重な素晴らしい<コーナー・ストーン>です!

●家造りらの捨てた石が隅のかしら石になった。これは主のなされたことで、
 私たちの目には不思議に見える 
 (詩篇118‐22、マタイ伝21‐42、マルコ伝12‐10、ルカ伝20‐17、
  使徒行伝4‐11、エペソ書2‐20、ペテロ第1書2‐7)
●キリスト信者たる栄誉の一つは、よわき取るに足らざるこの身をもって、
 なおも大望を抱いて、その一部分を遂行しうるにあり(内村鑑三)

彼女は弱視のい肉体的不自由であり、養護施設で育ち、たいした教育も受けていません。
しかし、彼女には教育にとって何よりも必要不可欠な【信仰心】と【神の愛=隣人愛】がありました!

●いつまでも存続するものは、信仰と希望と愛と、この三つである。
 このうち最も大いなるものは、愛である(コリント前書13‐13)
●ある者は車を頼み、ある者は馬を頼み、ある者は学問を頼み、ある者は多数を頼む。
 しかれども我は我が主の神を頼まん(詩篇20‐7)

従って、全ての事柄の中に【光:善意・良心・愛・可能性】を見出せる力がありました。
だからこそ、ヘレンにとっては、彼女こそが【ライト・スタッフ(適任者)】であったと言えます。

映画『奇蹟の人』でご存知のように、ヘレンの両親はサリバン先生の<才覚>を、当初は
見抜けませんでした。それは、同時に<神様の導きと恩恵>も直ぐには見抜けなかったのです。

しかし、サリバン先生が訪れたことは、ヘレンのために心から祈り願った両親の愛情と信仰の
証明でもあります。心から祈り求めた者は必ず実現します!ハレルヤ!栄光を主に帰します!

●求めよ、そうすれば、与えられん。あなた方の喜びが満ち溢れるであろう(ヨハネ伝16-24)
●求めよ、さらば与えられん、捜せよ、さらば見出さん、門を叩け、さらば開かれん
 (ルカ伝11-9~10)
●何でも祈り求めることは、既に与えられたと信じなさい(マルコ11-2~4)
●我らは祈りを神に捧げる、すると神は我らのために語り、かつ働き給う(ジョージ・ミラー)
●自分の意志をまったく神にゆだねて、ひたすら神の道具でありたいと思う人は不思議に、
 どんな祈りも聞き届けられる。そういう人はただ願い求めればよいのだ。そうすると憂いも
 怖れもなく、至福の状態で、あらゆる困難を切り抜け、生涯の日々をすべての人々と
 まじって生きて行くことができる(タウラー)

ここで学ぶ事は、祈り願った結果で、神様から与えられる<解決策>は、人間が考えつくような
<解決策>と必ずしも一致しないという事です。それどころか理解できず、不思議に満ちています。

●私の思いは、あなた方の思いと異なり
 私の道は、あなた方の道と異なる
 主の御告げ
 天が地よりも高いように
 私の道は、あなた方の道よりも高い
 私の思いは、あなた方の思いよりも高い(イザヤ書55-8~9)
●見よ、侮る者たちよ、驚け、そして滅び去れ、私はあなた方の時代に一つの事をする。
 それは人がどんなに説明して聞かせてもあなた方のとうてい信じられないような事なのである
 (ハバクク書1-5)
●我が為すことを汝今は知らず、後に悟るべし(ヨハネ伝13-7)
●どんな良い事も、最初に一番良い顔をみせはしない(ヒルティ)

もし、ヘレンを本当に自立させるには、サリバン先生以外では不可能でした。
しかし、両親から見れば、サリバン先生では不満であり、懐疑的だったのです。

ヘレンの家族は富もあり教養も充分な家庭でした。家族の価値観では、子供のヘレンには
物質的に豊かに何不自由なく与えて育て、少しだけでも世間的に従順な態度だけを身に
つけてもらえれば充分だと思いこんでいました。

それが、「聞こえない」「話せない」「見えない」哀れなヘレンにとっての幸福だと信じていたのです。

この価値観は現代の日本にも通じます。子供の将来を考える親からすれば、子供の中にある、
【タレント:個性・才能・可能性】を引き出して【ミッション:使命・天職】に導いてあげようと考える
人は少ないからです。

しかし、サリバン先生だけはヘレンに対して全く異なる見方をしていたのです。
たとえ、ヘレンの両親が猛反対しようとも、彼女はネバー・ギブ・アップの精神で、
しかも、ヘレンの【霊性:魂[勇気]・善意・良心】と【ビジョン:理想・夢・志】を信じ望み愛して
いたからです。

結局、<神の導き>としか思えない【神の愛の奇蹟】が、闇から光へ導いてくれたのです!
いかに、【信仰心】に厚いサリバン先生であっても、ついには疲れ果てて、もはやヘレンを言葉で
交流できる世界に導く事は、自分の能力と知恵ではできないのではと考えはじめたときのことです。

まさに、<神の祝福>とは、このように、人間が自力では到底困難な壁にぶつかって、力尽きて
もう【神の愛=主イエス】にしか頼る道はないように自覚した時にこそ、現れてくれる事を私たちは
数多くの<奇蹟ストーリー>で学んでいます。ハレルヤ!【神の愛=主イエス】に感謝します!

●信者が信仰を強められたいと願うなら、神に時を与えなければならない。神が信仰を試みられるのは、
 ご自身の子供にとってちょうど良い時に助け、救い出すことをどんなに喜んでおられるかということを
 実証するためなのである(ジョージ・ミュラー)
●信仰を強めるために重要な最後の点は、信仰の試練が来た時、神に働いていただき、
 自分の力で自分を救い出そうとしないことである(ジョージ・ミュラー)

ヘレンは生まれて直ぐに身体受難に出会ったので、詳しい言語を学ぶ機会も無く、音もなく光も
無い闇の世界にいたのですが、まだ目も見え、耳も聞こえる時のことで、ただ一つ【水】の存在を
憶えていたのです。この<神の計画>であった<記憶>が【神の愛の奇蹟】に導いてくれました。

【水】に触れた時に、サリバン先生が言葉としての【手文字】に置き換えて示したので、
ヘレンは自分の感情・意志・考えを伝えられる方法をはじめて知ったのです。
皆さんもご存知のように、このコミュニケーションのおかげで、闇に眠っていただけのヘレンの
【タレント:個性・才能・可能性】が最善発揮されて、【神の愛=主イエス】を信じたことで
見事な【ミッション:使命・天職】を発見して、世界の歴史に刻まれる功績を残してくれました。

この話は私たち全ての人間には、未だに隠されている【タレント:個性・才能・可能性】を無限に
持っている事を、そして発見されるのを待ち望んでいることを、私に確信させてくれます!
実際に、最近の遺伝子研究で判明したことは、私たちの遺伝子の97%は眠っているそうです。

私たちの闇に眠っている【タレント:個性・才能・可能性】を、光に導き目覚めさせましょう!
自己の【タレント:個性・才能・可能性】を最善発揮させて、【ビジョン:理想・夢・志】を抱き
【神の愛=主イエス】と共に【光の子】となって大いに活躍しましょう!

●起きよ。光を放て。あなたを照らす光が臨み、主の栄光があなたの上に輝いているからだ。
 見よ。暗闇が地をおおい、暗黒が諸国の民をおおっている。しかし、あなたの上には主が
 朝日の如く輝き、その栄光があなたの上に現われる。国々はあなたの光のうちに歩み、
 王たちはあなたの輝きに照らされて歩む。目を上げて、見渡すがよい。みな集まって、
 あなたのもとに来る。あなたの息子たちは遠くから来、娘たちはわきに抱かれて来る。
 そのとき、あなたはこれを見て、晴れやかになり、あなたの心はどよめき喜びに輝く。
 海からの宝はあなたに送られ、国々の財宝はあなたのもとに集まる(イザヤ書60-1~5)

へレンが偉大であることは言うまでもありませんが、さらに素晴らしいことは、サリバン先生ですね。
映画『奇蹟の人』で伝えようとしたかった<奇蹟の人>とは、実はサリバン先生であるそうです。

このように成功者の裏方に光をあてて賞賛することは、世界共通の美徳といえるでしょうが、
【神の愛=主イエス】が特に喜ばれることであり、【キリスト精神】の本質でもあります。

つまり、<共に喜び、共に悲しむ>姿勢は、名誉も屈辱も共に分かち合うことになるでしょう。

●喜ぶの者と共に喜び、泣く者と共に泣きなさい(ロマ書12‐15)

話は変わりますが、ハリウッド映画界が、いつも元気で革新的で次か次に新人監督やスターが
生まれるエキサイティングでパワフルな風土にあるのは、【チーム・スピリット&チーム・ワーク】による
<共に喜び共に悲しむ>共感精神があるからだと思います。

映画のラスト・シーンを思い出してください。

クレジットとして映画に関わってくれた映画スタッフの役割と氏名が(基本的に)一行に一名ずつ、
紹介されているのは皆さんもご存知だと思います。

スタッフ全員を紹介し、さらには少しでも採用した挿入音楽のタイトル・演奏・作詞・作曲者名、
何かしら提供してくれた企業名やロケ場所など、協力者への感謝、作品を捧げた人の氏名などが
延々と5分以上も流し続けられると、それを観ているだけで私は感動してしまいます。

そこには、<心を1つ思いを1つ>の【チーム・スピリット&チーム・ワーク】で作品を創り上げたという
スタッフ全員の情熱と協力者への感謝の気持が込められていて、特に「裏方さん」独り独りにも光が
あてられて全てが≪主役≫として光輝いてます!本編よりも素晴らしい<愛の結晶>です!

●キリストの名によって、あなた方勧める。みな語ることを一つにし、お互いの間に分争がないようにし、
 同じ心、同じ思いになって、堅く結び合って欲しい (コリント第1書1-10)
●同じ思いとなり、同じ愛の心を持ち、心を合わせ、一つの思いになって私の喜びを満たして欲しい
 (ピリピ書2-2)
●神の国はあなた方の内(間)にある(ルカ伝17‐21)
 ⇔天国とはどこのことでもない、人が人を愛するところである(内村鑑三)

アカデミー賞の授賞式で、おなじみの光景は、受賞者は自分の手柄話を語るのではなく、家族や
自分を引きたて導いてくれた裏方スタッフ、関係者、友人の名前を出来る限り呼び上げます。
アカデミー賞を見るたびに、授賞式とは誰の為にあるのかをよく考えさせられます。

栄光を独り占めせず、人々と共に喜び、栄誉を分かち合うことで、また一緒に仕事をしたい!と
関係した誰もが思えることが、ハリウッド映画界が、いつも活気に満ち溢れている理由だと思います。

愛に満ち溢れたこの世界は、どこを見ても、【チーム・スピリット&チーム・ワーク】で成り立っていって、
「One Body with Many Parts」である証明です!

★★【One Body with Many Parts(コリント前書12‐12~31)】★★
●からだが一つであっても肢体(シタイ)は多くあり、また、からだのすべての肢体が多くあっても、からだは
 一つであるように、キリストの場合も同様である
●神は御旨のままに、肢体をそれぞれ、からだに備えられた
●あなた方はキリストの身体(カラダ)である。一人びとりはその肢体である
●目は手に向かって「お前はいらない」とは言えず、また頭は足に向かって「お前はいらない」とも言えない。
 そうではなく、むしろ体の内で他よりも弱く見える肢体が、かえって必要なのである
●もし一つの肢体が悩めば、ほかの肢体もみな共に悩み、一つの肢体が尊ばれると、他の肢体も
 みな共に喜ぶ

サリバン先生とヘレン・ケラーにあっても、共に喜び共に悲しむ共感精神で<心を一つ思いを一つ>にした
【チーム・スピリット&チーム・ワーク】があったからこそ、歴史的な大事業を実現したのだと思います。

そして、私たち<隣人・社会>が、その事を充分に理解して、二人ともに賞賛できることが大切ですね。

さらに何よりも大切なことは【神の愛=主イエス】は常に私たちと共に喜び共に悲しんでくれる!という事です!
世間が見捨てて孤立無援になろうとも、<いつも一緒>にいてくれて、私たちの最善の道に導いてくれます!

●視よ、我は世の終わりまで常に汝等と共に在るなり≪With You Always≫(マタイ伝28‐20)
●強くあれ、雄々しくあれ。
 彼らを恐れてはならない。うろたえるな
 あなたの神、主ご自身が、あなたと共に進まれるからだ
 主はあなたを見放さず、あなたを見捨てない(申命記31-6、へブル書13-5)
●見よ、わたしはあなたと共にいる。あなたがどこへ行っても、わたしはあなたを守り、必ずこの土地に連れ帰る。
 わたしは、あなたに約束したことを果たすまで決して見捨てない(創世記28-5)
●あなたの神、主は、あなたのただ中におられる救いを施す勝利の勇士だ。
 主は喜びをもってあなたのことを楽しみ、その愛によって安らぎを与え新しくされる。主は高らかに歌って、
 あなたのことを喜び給う(ゼパニヤ書3-17)

たとえ身近に素晴らしい人格者の<サリバン先生>がみつからなくても、私たちは一切の心配ご無用です!
私たちには<サリバン先生>に勝る<最善・最強の教師>である【神の愛=主イエス】がいてくれるからです!
【神の愛=主イエス】は、どんなに心が冷めて萎縮していても、一瞬にして光り輝く情熱の心に復活させます!

●凡庸な教師は、ただしゃべる
 良い教師は、説明する
 優れた教師は、自らやってみせる
 偉大な教師は、心に火をつける(ウィリアム・アーサー・ワード)
●神に従う者のためには光を、心の直ぐな者のためには喜びを、種まいてくださる。
 神に従う人よ、主にあって喜び祝え。聖なる御名に感謝をささげよ(詩篇97ー11~12)
●私はあなたの仰せの道を走ります。あなたが、私の心を広くしてくださるからです(詩篇119-32)

私たちも、社会の裏方で活躍している<サリバン先生>を見つけ出して、栄誉を讃え、心から感謝しましょう!
そして、いつもどこでも私たちを見守り育てて、<最善の道>に導いてくれる、【神の愛=主イエス】に対しては
超歓喜!超感動!超感謝!の大讃美!大絶賛!大称賛!で【礼拝:★讃美★祈り★感謝】しましょう!

●私は絶えずあなたを待ち望み、いよいよ切に繰り返し、あなたを賛美しましょう。
 私の口は恵みの義の御業と、御救いを絶えることなく語りますが、その全体は計り知らず、決して語り尽くす
 ことはできません。神なる主よ。私は、あなたの大能の業を携えて、力を奮い起こして進みいで、あなたの義を、
 ただあなただけを心に留め、ひたすら恵みの御業をほめたたえ唱えましょう(詩篇71-14~16)
●あなた方は、食べるにも、飲むにも、何をするにも、ただ神の栄光を現わすためにしなさい
 (コリント前書10-31)
●この世における人間の主な目的は神の栄光をたたえ、永遠にわたって神をよろこぶことである
  (クロムウエル時代の簡略教理問答書)

<サリバン先生>に見習って、裏方で<隣人・社会>を【ミッション:使命・天職】へ導くことで活躍することや
あるいは社会の中に<サリバン先生>を見つけ出し賞賛し感謝することに活躍されることを心より応援します!

●まず第一に勧めます。願いと祈りと執り成しと感謝とをすべての人々のためにささげなさい。
 王たちやすべての高官のためにもささげなさい。私たちが常に信心と品位を保ち、平穏で落ち着いた生活を
 送るためです。これは、私たちの救い主である神の御前に良いことであり、喜ばれることです。
 神は、すべての人々が救われて真理を知るようになることを望んでおられます(テモテ前書2-1~4)
●神が私たちに求め給うのは、私たちと共にいますこと、神に心を寄せる者を見出して、その心を神みずからの
 霊によってさらに育て、かつ、生き生きとさせること、これ以外の何ものでもない(ヒルティ)
●【どこに至るも真理を吸収する力:Universal Absorbing Power(内村鑑三)】
  ★すべて真実なこと、すべて敬い尊ぶべきこと、すべて正しき(公義な)こ と ⇔【宗教的真理】
  ★すべて純真(清潔)なこと、すべて愛すべきこと、すべて誉れあること    ⇔【道徳的善行】
  ★すべて愛すべき(人の心を引き付ける)こと、また徳といわれるもの、
     称賛に値する(耳に善き響きある)もの                     ⇔【審美的美事】
  それらのものを心にとめなさい(聞き捨てにおかず思想の材料とせよ)(ピリピ書4-8)

ハレルヤ!栄光を主に帰します!
主の恵みに感謝します!アーメン!

今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい!
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!

メイル歓迎します!
cforum@tanaka.name
田中 聡(さとし)

★★★皆さんの【願い事】のために【礼拝:祈りと感謝】致します!★★★
 あなたの【ビジョン:理想・夢・志】・【願い事】を御気軽に御連絡下さい!
<心を一つ思いを一つ>の【チーム・スピリット&チーム・ワーク】に私が協力します!
 
あなたと共に【主の御名】によって【神の愛=主イエス】に【礼拝:祈りと感謝】いたします!

●あなた方のうちの二人が、どんな願い事についても地上で心を合わせるなら、
 天にいます私の父はそれをかなえて下さるであろう。
 二人、三人が私の名によって集まっているところには私(主イエス)もその中にいる
 (マタイ伝18-19~20)

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